はじめに
脳梗塞後のリハビリテーションは、日常生活の質を向上させるために欠かせないプロセスです。特に手指の麻痺や拘縮に対するリハビリは、患者さんの自立度を高める上で重要な課題となります。近年、これらの課題に対して効果的なサポートを提供するデバイスとして「まいリハ」が注目されています。本記事では、まいリハの概要、その手の麻痺改善における役割、そして入院中や退院後のリハビリにおける活用方法についてご紹介します。
1.まいリハとは
「まいリハ」は、脳血管疾患などの後遺症により手指に麻痺が残った方を対象とした、手指リハビリ訓練補助ロボットです。グローブ型のデバイスを手に装着し、空気圧を利用して手指の開閉運動を優しくサポートします。これにより、継続的なリハビリ訓練が可能となり、痙縮や拘縮の予防・改善、神経筋の促通効果が期待できます。
2.まいリハで手の麻痺改善サポート
まいリハは、以下の特徴により手の麻痺改善をサポートします:
- 自宅で手軽に使用可能:小型軽量化されており、自宅でのリハビリが容易です。
- 安全性の高い空気圧制御:空気の力で手指を優しく動かすため、関節を痛めるリスクが少なく、反復運動を継続できます。
- 装着しやすいグローブ:指先に引っ掛けて装着するため、通常の手袋より簡単に装着可能で、握っている手指にも装着しやすい設計です。
これらの特徴により、まいリハは手指のリハビリを効果的にサポートし、日常生活動作の改善に寄与します。
3.まいリハは入院中も退院後も必須
まいリハは、入院中のリハビリテーションだけでなく、退院後の自宅でのリハビリにも適しています。自宅で手軽に使用できるため、リハビリの継続が容易となり、回復の促進が期待できます。また、価格も抑えられており、多くの方に利用しやすい点も魅力です。
終わりに
脳梗塞後の手指の麻痺や拘縮に対するリハビリは、患者さんの生活の質を向上させるために重要です。まいリハは、自宅で手軽に使用できるリハビリ訓練補助ロボットとして、リハビリの継続と効果的な訓練をサポートします。入院中はもちろん、退院後のリハビリにも活用し、日常生活の改善を目指しましょう。
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ブログを書いたスタッフ
大村 颯太
理学療法士/健康科学修士 京都 脳梗塞 脳出血 自費リハ 脳卒中後の自然に動ける身体づくりをサポートしています。
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