【名前】 大村颯太

【資格】 理学療法士/健康科学修士 

【趣味】 ランニング・登山・合気道

【幼少期〜高校】

3歳から10歳まで水泳、10歳から18歳まで野球と幼い頃はスポーツに没頭していました。特に小学校6年生のときの監督は、私の人生の指導者で最も厳しい方でした。12歳の小さい身体で365日のうち362日は練習と試合がありました。水分補給の制限、尻バット、年間140試合(土日のみで)、平日は学校が終わってから夜10時まで練習、勝っても負けても体育座りで2時間から3時間のミーティングという名の説教。この1年間は途方もないものでしたが、根性論・精神論をたたき込まれたことが、現在の生き方に反映されていると思います。

 特に将来の夢などは持っていなかったので、高校の先生に提案された理学療法士の資格が取れる佛教大学を受験することにしました。単にデスクワークを行うより、身体を動かす仕事が向いてるだろうという理由で、リハビリに対する志はそれほど強くありませんでした。当時は学校教育への関心はそれほど無かったので、授業はほとんど聞いておらず、事前の模試の結果は常にE判定(合格見込みゼロ)でした。受験が近づくにつれ、焦燥感に駆られ、毎日10時間は机と向き合っていました。結果、なんとか合格することができました。それほど、野球引退まで勉強に対しては無頓着でした

【大学時代】

 やっとの思いで佛教大学に入学しましたが、理学療法の4年制大学の学費はかなり高額でした。普通の学部と異なり、必修科目の単位を1つでも落とすと留年してしまいます。母子家庭の私は絶対に留年できないという想いから、大学時代からは必死に勉強するようになりました。入学当初は、クラスでも出来の悪いほうだったのは間違いありませんでしたが、結果として、首席で卒業することができました。努力の大切さもさることながら、身体の勉強はこれまでより新鮮に向き合えるものでした。

【病院勤務時代① 脳卒中リハビリを経験】

 京都武田病院の回復期リハビリテーション病棟にて脳卒中後遺症のリハビリに携わりました。重症で寝たきりの方から、歩行障害や上肢麻痺を持つ方など様々な脳卒中の方を担当しました。脳卒中後のリハビリは、その人が生活を取り戻す為に、とても大切であり、私自身は重責を感じつつもやりがいを持って日々の臨床に励んでいました。私は自分のできる最大限の理学療法を提供するために、知識や技術を磨く努力を重ねてきました。

【病院勤務時代② 自費リハへの意欲】

ある時、自分の担当していた50代の患者さんが、退院後に久々に会いにきてくれました。入院時の話などで盛り上がる反面、その方の姿勢や動きに違和感を覚えました。入院時よりも明らかに姿勢は偏り、歩き方もぎこちない状態でした。久々に会えた喜びは感じるものの、患者さんが帰りゆく姿を観て、専門家として悔しい想いが湧きてきました。この経験を機に「退院後の脳卒中の方に何かできることはないか?」と考えるようになりました。

【病院勤務時代③ ひたすら勉強】

残念ながら、脳卒中の治療法に正解はありません。その為、何か一つのテクニックに固執するよりも、見識を広げることが重要だと考え、関東から沖縄まで様々な分野の研修に参加しました。現在は、それぞれの良い部分を自分なりに活用しながらクライアントに還元しています。

・バイオメカセラピーBasic修了

・装具療法

・運動療法

・Spine Dynamics療法アドバンス修了

・山口光圀センスアップセミナー

・入谷式インソール基礎

・エコロジカルアプローチ

・ボバースアプローチ

・バイニーアプローチStep1-8修了

・アプライドキネシオロジー

・オステオパシー

・苫米地式コーチングアカデミー

・大学院にて修士号取…etc

【2020年以降】

コロナ騒動が始まり、世界が大きく変化したことをきっかけに、自分のやりたいことを探求したいという想いが強まりました。2021年に病院を退職。増田医院での1年間の勤務を経て、2022年から京都オステオパシーセンターOQで脳卒中後の自費リハビリを行うようになりました。

脳卒中の後遺症で悩みを抱える方はお気軽にご連絡ください。